SL히토요시: 두 판 사이의 차이
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'''SL히토요시''' ({{ja-y|SL人吉|エスエルひとよし|에스에르 히토요시}}, 에스엘 히토요시)는 [[큐슈여객철도]] 가 [[카고시마본선]]과 [[히사츠선]]에서 [[쿠마모토역]] - [[히토요시역]] 사이에 운영하고 있는 [[증기기관차]](SL)로 견인해 운영하는 [[임시열차|임시]] [[쾌속열차|쾌속]] [[관광열차]] | '''SL히토요시''' ({{ja-y|SL人吉|エスエルひとよし|에스에르 히토요시}}, 에스엘 히토요시)는 [[큐슈여객철도]]가 [[카고시마본선]]과 [[히사츠선]]에서 [[쿠마모토역]] - [[히토요시역]] 사이에 운영하고 있는 [[증기기관차]](SL)로 견인해 운영하는 [[임시열차|임시]] [[쾌속열차|쾌속]] [[관광열차]]로, JR큐슈의 9대 관광열차 중 하나이다. | ||
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2014년 4월 13일 (일) 11:40 판
SL히토요시 (일본어:
沿革
矢岳駅前の人吉市SL展示館にて静態保存されていた58654(8620形)は、復元されたうえで1988年8月28日に熊本駅 - 宮地駅間運行の快速「SLあそBOY」として営業運転に復帰したが、人吉市に保存されていた縁もあり、年間数日程度「SL人吉号」として人吉発着で運行されていた。このため機関車・客車は「SLあそBOY」と共用であった。
2005年3月に「SLあそBOY」として運行中に58654が車両故障を起こし修復不能と判断されたことから、この年の当初の運行予定日のうち、蒸気機関車での運行日は大幅に絞られたうえで、8月28日に58654は運転終了となった。本来の運転日で蒸気機関車が使えなくなった日は、DE10形ディーゼル機関車が「SLあそBOY」用客車を牽引する「ディーゼルあそBOY」「ディーゼル人吉号」として運転されたが、2005年限りでともに運転終了となった(その後2006年から2010年まで「SLあそBOY」の事実上の後継列車となる「あそ1962」が運転開始)。
その後、58654は小倉工場で修復され、肥薩線が開業100周年を迎える2009年(平成21年)4月25日から熊本駅 - 人吉駅間で58654とリニューアルした客車による蒸気機関車牽引による列車が運転開始された。愛称名は旧来の愛称名から「号」を省いた「SL人吉」とされた。雑誌などで「SL人吉号」と表記しているものもあるが、これは誤記である。
年表
- 1988年(昭和63年)10月9日:「SL人吉号」運転開始。
- 2005年(平成17年)8月21日:この日の運転を最後に「SL人吉号」運転終了。
- 11月13日:この日の運転を最後に「ディーゼル人吉号」運転終了。
- 2009年(平成21年)4月25日:機関車を修復、客車をリニューアルのうえ、「SL人吉」運転開始。
- 2009年(平成21年)6月22日・6月29日:指定券の発売を熊本県内のみとした「熊本県民号」として運行。
- 2010年(平成22年)9月4日:NHK-BSの企画番組「BSデジタル号がゆく!〜ブルートレイン 九州一周の旅〜」にて、臨時列車「BSデジタル号」が運行。このうち、熊本駅 - 人吉駅間を「SLデジタル号」とし、58654が同列車を牽引した(客車は14系寝台車3両)。
- 2012年(平成24年)12月22日 - 2013年(平成25年)1月6日:「SL人吉」と同一ダイヤでDE10形が「SL人吉」用の客車を牽引する「快速人吉」を運行[1]。
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SL人吉号(2003年5月10日、宇土駅)
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SL人吉号用客車(リニューアル前)
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客車の車内(リニューアル前)
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客車の車内(リニューアル後)
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SL文庫(リニューアル後)
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ショーケース(リニューアル後)
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展望ラウンジ(リニューアル後)
運行概況
概ね3月から11月までの金・土・日曜日・祝日および夏休み期間中に1日1往復運転する。午前中に熊本駅を出発して昼間に人吉駅に到着し、午後に人吉駅を出発して夕方に熊本駅に到着するダイヤとなっている。全車座席指定席で、指定席料金は800円(こども半額)である。2枚きっぷ・4枚きっぷ(10枚きっぷなど派生商品を含む)で利用する場合も指定席料金が別途必要。
停車駅
熊本駅 - 新八代駅 - 八代駅 - 坂本駅 - 白石駅 - 一勝地駅 - 渡駅 - 人吉駅
2005年まで運転されていた「SL人吉号」「ディーゼル人吉号」は上記の駅のほか川尻駅、宇土駅、松橋駅、有佐駅、瀬戸石駅にも停車していた。
使用車両
200px|right|thumb|SL人吉(2009年4月29日、熊本駅) 200px|right|thumb|SL人吉に使用される50系客車(2009年4月29日、熊本駅) 機関車・客車とも熊本鉄道事業部熊本車両センターに所属する。
牽引機関車
58654を使用する。
客車
50系客車700番台3両を使用する。編成内容は以下の通り。人吉寄りが1号車。
- 1号車:オハフ50 701
- 2号車:オハ50 701
- 3号車:オハフ50 702
1号車の人吉寄りと3号車の熊本寄りに展望ラウンジを、2号車にはビュフェを備える。
「SL人吉」での運用にあたり、水戸岡鋭治のデザインによるリニューアル工事が実施されている。車体は地色が黒色一色となり、各種のロゴが入れられているほか、両端の先頭車の前面下部に窓が新設され、展望ラウンジの視界が拡大されている。車内は客室中央部にショーケースが設置され、床がフローリングとなり、座席の表地が張り替えられ、一部の座席は表地が本革となった。